太陽の光燦々と、自然農の実践 blog

2015年春から神戸市北区道場町生野の風キャビン農園で自然農を始めました

タグ:ささやき村農園

6月29日 月

最近昼からの日射がきつくなってきたので、
今日から朝9時半からの作業開始となりました。
この日は枝豆の苗の定植です。

この苗を定植する畑の土は粘土質がきつく、
なかなか思うように野菜が育たないそうです。
慣行農法なら、トラクターなどで土を切り返し、
堆肥などをすきこむことで簡単に土壌改良できるのでしょうが、
そうしてしまうと、上と下の土が入れ混じり、微生物などの
働きが落ちて、自然農の良さが失われることになってしまいます。

こちらのささやき村農園のお二人は、自然農の良さを確信して、
苦節6年、毎年枯れた草を表土に積らせ、
今年はトウモロコシを植え、土に1m以上深く根が張ることで
土の中深くまでの土壌改良が行き渡ることを狙っておられるそうです。
すさまじい忍耐と努力、工夫ですね !
自然農のど根性、ここにあり !
頭が下がります。

表土の上に積もった枯れ草や柔らかくなった土が、
1㎝ほどの厚みになっていました。
うーん、6年間でたった1㎝か!
いや、6年間で1㎝のいい土が、自然の力でできあがったのです。
ありがたいことです。
自然の力だけでいい土に育ちつつあります。

でも、なんでもっといい土質の畑を借りれないのかなぁ ?

単純な疑問ですが、考えてみれば、
いい土質の畑を農家の方が手放すはずがないですよね。
貸していただくとすれば、それより土質が落ちる畑になる。
これが現実なんだなあと、考え込んでしまいました。

いい野菜を作るには、まず土が命。
この畑の周辺の、他の農家の田畑の土も同じように粘土質なので、
いい土になるよう農家の方が長年あれこれ努力されているのですから、
やっといい土になった畑を手放すはずがありません。
貸してくださるとしたら、やはり少し土質が落ちる畑になるのでしょう。
それでも貸してくだされば、ありがたいことです。

穴を掘って苗の根部を差し込み、穴の周りの
この1㎝の土を削って穴を埋めます。
栄養たっぷりの土とともに、この篤い篤い思いを受けて、
枝豆よ、しっかり育ってください !



5月18日 月 その2

今日はナスの苗の定植です。
ささやき村農園の6年目の自然農の畝は、
草の根の張りかたが年季が入っていて、
定植用の穴を掘るのには、
鎌で草の根を切る、太い古株を引き抜く、土を細かく砕くと、
作業に力がかなり必要でした。

ここまで畝が草だらけになっていると、なぜか安心感を覚えます。
反対に、草が生えていない畝を見ると、
何か裸ん坊の土のようで、寒そうに感じます。

やっぱり草が土を守っているようです。、
太陽のきつい日差しから表土を守り、土の湿度を守る。
湿度が、土の中に住む微生物の存在を守る。
微生物が、土の中の根や虫の糞や死骸を分解し栄養分に変える。
目には見えない、微生物の世界が展開されています。
目には見えないだけで、素晴らしい宇宙があるように思います。
草はまるで土の皮膚のようです。

草だらけの畑に何度も触れることで、
自然農の世界が少しずつ自分の体と心にしみ込んできます。
毎日草の生える畑に接することが体験や学びを深めてくれる。
ありがたいことです。
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帰りにナスの苗を
いただきました。
左上:久留米ナス 右上:リスターデガンシア
左下:早生真黒ナス 右下:青ナス




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そして、そして、
春の野菜をやっといただく
ことができました。
端境期が過ぎて、
やっと自然農の野菜を
食べることができます。
めっちゃ嬉しいです !!!
早速料理していただきましょう !

上左から のらぼう菜、小松菜、二十日大根、さやえんどう
下左から 水菜、チシャ、スナップエンドウ、丹波の黒豆

5月11日(月)に、久々にささやき村農園のお手伝いに行ってきました。

3月は私の腰痛のため、
4月は私の風キャビン農園の畑の畝立てに専念するため、
しばらくささやき村に来ることができませんでした。
久しぶりにお会いする、私の自然農の師匠のお二人の御顔は
とても輝かしかったです。

この日は、いろいろと作業をお手伝いしました。
ところが、一つ目の畑でやったことを全く思い出すことができないのです。
私はたいてい、物事を映像で記憶していることが多いのですが、
1時間ほどあれこれ試しても、その映像が全く出てこないのです。
お手伝いのあと帰宅して、かなりショックなことがあったので、
そのショックのせいで記憶が飛んでしまったのでしょうか ?
こんなことは初めてです。
せっかく私のために、師匠がいろいろ考えて体験させていただいているのに、
全く記憶がないなんて、本当に申し訳ないことです。すみません。

二つ目は、発芽後2週間のチシャの苗の周りに、補いを播きました。
米ぬかと油粕を2:1の割合で混ぜたものです。
川口由一さんは、1:1の割合でされているそうですが、
2:1の割合は、師匠がこの畑の土の様子を見て、考えられたとのこと。
土の具合に応じて、対応するのですね。
畝の上の枯れた草の上に播いたあと、手で押さえて土にかぶるようにします。

三つ目は、トマトの苗の移植。
土を掘って、苗を横に傾けて土をかぶせます。
横に傾けることで、下の方の茎からも根が生え、
栄養吸収がよくなるとのこと。素晴らしい工夫です。
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四つ目はニンジンの間引き。
条蒔きして発芽したニンジンの、
初めての間引きです。
混み合っている中から、
丈夫な苗を残していきます。

しゃがんだまま、ハサミを細かく入れていくのは、
結構忍耐の要る作業です。
私は何度も腰を伸ばして、
腰のだるさを緩めてやらなければなりませんでした。
上の写真は私が間引いたあとの様子。
下のは、師匠が間引いた様子。
ど素人とプロの差は歴然です。
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ささやき村農園
私がお世話になっている
師匠のお二人です。
ニンジンの間引きをしながら、
スナップ写真。
シンガーソングファーマーとして
自然農に打ち込みながら、
ライブ活動もされています。

数日前にご主人が足を
怪我されたとのことだったので、
鍼治療をさせていただきました。
怪我の周囲の血行を促し、
畑の作業による全身疲労と、
足腰や背中の凝りを緩めました。
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帰りにトマトの苗を7本いただきました。
アロイトマトと
チャドウィックチェリートマトです。
しっかりした茎と葉の元気な苗です。
いただくことができて、めっちゃ嬉しいです。
台風が通過したので、
明日か明後日、畑に移植します。

150323月・発芽用土準備1

3月23日 月
  久しぶりにささやき村農園を訪れました。
今日は、種播き用の土の準備です。
自然農の畑の土をふるいにかけて、細かな土に揃えました。
土の中の微生物が死滅しないように、ちょっと湿ったままの土を
ふるいにかけます。ここまで、気を遣うのですね。勉強になります。
今日は用事があったので、
種播きまではお手伝いすることができませんでした。

150323月・踏み込み式温床1

  昨年中のお手伝いは、近くの道路で枯葉を拾うことでした。
踏み込み式温床作りのために、枯葉が大量に必要だったのです。
その枯葉を敷き詰めて、3月21日、22日に、
米ぬかや油かす、水などを混ぜて、足で踏み固めたそうです。
この上に、育苗トレーを載せて適切温度を保持し、育苗を促進します。
すでに自然発酵が進んで、表面が温かかった。凄い !
微生物の発酵の働きで、熱が出てくる。
もちろん、酒や醤油、納豆なども発酵の成果ですよね。
いつかは、このような発酵の食品作りにもチャレンジしてみたいものです。

150323月・踏み込み式温床2

  温床に差した温度計は40度だそうです。
いい湯加減の風呂と同じですね。
自分が浸かってみたいものです。
もっと奥は70度ぐらいになるそうです。
すごい発熱ですね。




150323月・菜の花150323月・のらぼう菜

今日いただいた自然農の野菜 :

左が菜の花、右がのらぼう菜






150323月・丹波黒大豆、赤大豆、鞍掛豆、あおばた豆

丹波の黒大豆、赤大豆、鞍掛豆、あおばた大豆








  どれも美味しそうです。
早速料理してみましょう !

  ささやき村農園のリンク先です。
http://www.facebook.com/sasayalkimuranouenn/
http://blog.livedoor.jp/ohanabatakeheads/
どうぞご覧ください。
自然農の野菜を丹精込めて作られ、販売もされています。
フォークシンガーとしての活動もされています。














  私は西宮市の夙川駅近くに在住する、50代後半の鍼灸師です。
20年ほど前から野菜作りに興味を持ち、徳野雅仁さんの本を参考にして、
市民農園やプランターでの野菜作りを少しずつ取り組んできました。
そして、身土不二や地産地消、粗食、全体食、伝統野菜、半農半X などに
ついて学んできました。これって、いいですね !
 
  ブログ初体験なので、お見苦しい点多々あることをご容赦ください。

料理がきっかけ
  結婚以来26年間三度三度の食事は妻に頼りっきりだったのですが、
共働きの妻の仕事が忙しくなり、一昨年秋からレシピ本を参考にしながら、
夕食を私が作るようになりました。
料理は大変ですね。
・家族の元気や健康を支える献立を考える。
・冷蔵庫の中の野菜や肉などの残り物を確認して、買い出しに行く。
・家計とのやりくりを考えながら、食材を選ぶ。
自分で料理するようになって、初めて料理の大変さがわかりました。
いままで一身に料理を毎日毎日作ってくれていた妻に感謝、感謝です。
妻の料理で、私の生きる体を支えてくれていたのですから。
料理することで、人生観がすっかり変わりました。

  スーパーへ食材を買いに行くと、さまざまな野菜が西宮市近郊のものでなく、
鹿児島から北海道まで、日本全国から取り寄せられてきていることに驚きました。
兵庫県産のものは岩津ねぎやきくな、淡路島玉ねぎ、丹波の黒枝豆、やまのいもぐらいでしょうか。
どのスーパーでも似たような状況です。なぜか違和感を感じました。
  そのうち、西宮市の近くで作られた野菜を食べてみたいという思いが強くなりました。
それなら自分で野菜を作ってみよう、いっそのこと無農薬の健康な野菜を作ってみたい !
以前から興味のあった、川口由一さんが提唱されている自然農を
本格的に実践してみようと思いました。
「土を耕さず、肥料・農薬を用いず、草と虫を敵とせず」*、
自然に任せ、人があまり手をかけない 自然農です。 

  *『自然農・栽培の手引き』 監修 川口由一  著者 鏡山悦子 南方新社 より引用

自然農の学び 
  自然農は未体験なので、まず自分にはその学習と実体験が必要だと思いました。
自然農の創始者の川口由一さんの勉強会に参加したかったのですが、日程が合いませんでした。
  そこでネットで探して昨年初冬、神戸市北区大沢町の自然農の「ささやき村農園」に
見学に伺いました。自然農を実践して6年目のとても仲のよいご夫婦です。
雑草だらけの畑に、見事に野菜たちが生き生きと育っているさまに感動を覚えました。
畑の作業を何かお手伝いさせていただきながら、自然農の事を教えていただけないでしょうかと
お願いすると、快く引き受けてくださいました。誠に感謝です !
今のところ月2回作業をお手伝いしながら、少しずつ教えていただいています。

  ささやき村農園のリンク先です。
http://www.facebook.com/sasayalkimuranouenn/
http://blog.livedoor.jp/ohanabatakeheads/
どうぞご覧ください。
自然農の野菜を丹精込めて作られ、販売もされています。
フォークシンガーとしての活動もされています。

  ここで収穫された自然農の野菜を定期的に購入しています。
141215ささやき村の白菜141215_195427141215_200323141215_200341










    白菜         大根         水菜         ねぎ

  この野菜を包丁で切ると、野菜の香りがファーンと台所中に漂うのは感動ものです。
食べるとそれぞれの野菜の濃い味が口の中でしっかり広がり、とても美味しいことにびっくりしました。
やっぱり自然のもので、無農薬はいいですね ! そして安心安全が何よりです !
しかもスーパーの野菜は冷蔵庫で1週間保てばいいほうなのですが、
自然農の野菜は2週間近くも保つことに、またびっくり ! 実に活きがいいのです。
今までスーパーで買っていた野菜とは、段違い。
活きがいいということは、野菜が健康で生命力がとても強いということなのかも知れません。

  自然農の特徴として、
・土を耕さず、肥料を加えないから、土の中の微生物や虫などの生息環境のバランスがしっかり
 とれている。その健康な土の中で、野菜が生き生き育つことができる。
 草が枯れて分解された栄養分しかないので土の中の栄養素は少なく、
 野菜にとっては厳しい環境なのでしょうが、だからこそ野菜は根をしっかり生やして栄養を必死に
 吸収し、成長力を高めているのでしょう。
・無農薬だから土や野菜が農薬で汚染されることがなく、健康に育つ。
 そちろん人の体内に農薬が吸収されることはない。
という点があげられます。

  私の個人的な感想としては、
人が土に手を加えることを最小限にしているからこそ、かえって土の中の自然がしっかり保たれ、
天の「気」や地の「気」が自然そのままに野菜に流入しやすくなっているのではないでしょうか。
私が鍼灸治療で感じる天の「気」が、自然農の野菜にいっぱい詰まっているように感じられます。
森林浴や滝のそばで感じられる清純な「気」のようなものとご理解していただければいいでしょう。
このような野菜で自分の体が元気で健康になるなら、どんなに嬉しく喜ばしいことでしょうか !

自然農の畑体験
  昨年末に、神戸市北区道場町生野の「風キャビン農園」で、1区画33㎡の畑を借りました。
学研の雑誌『自然農法で楽しむ初めての野菜作り』の中で、
風キャビン農園のことが紹介されていたのです。
農園の有志会員による里山クラブでは、山の手入れやシイタケ栽培、自然農法の米作りなども
実践され、さまざまな体験を楽しむこともできます。
そして毎日何時でも農作業ができる、何年でも継続して同じ区画を借りることができるというのが、
大きな魅力です。公営の市民農園ではこういかないのが普通です。
  大半は20㎡の面積の区画ですが、草ぼうぼうになっている区画がいいと希望すると、
1年間借り手がおられず草ぼうぼうになっている33㎡の区画がちょうどひとつ空いていて、
すぐ貸していただけることになりました。これは大変ありがたいことでした。心から感謝です !
「33」とは、太陽の光燦燦 ( サンサン ) のようで音の響きがいいなあと感じました。
市民農園の南東角にこの区画があります。

体がついていきません
  今年1月から草を刈り始めましたが、57才の私には、1時間の作業でもかなり体にこたえました。
週2日のペースで通っていましたが、残念ながらまだ半分ぐらいしか草を刈ることができていません。
1月下旬には絶えず腰のだるさを感じるようになり、ストレッチやマッサージ、鍼灸治療しても
なかなかすっきり治りません。33㎡の面積は、今の私の体には少々広すぎたようです。
今まで体を甘やかしていたからか、老化のせいでしょうか ?
日頃の運動とは体の使い方や力の入れ方が違うから、余計に体にこたえるのでしょうね。
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1月13日  2回目の草刈り
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1月28日  6回目の草刈り









  1年間借り手がいなかったため、畝と溝の区別がつかないほどになっています。
残り半分の草刈りが終わったら、早速シャベルで溝を切り、畝を立てる予定です。
幅1m、長さ6mの畝を4本しっかり作り上げるまでが体力勝負です。
これを早く済ませて、すぐに種播きに着手したいものです。
2年目からは畝立てや耕起はしないので、このあとの作業は比較的楽になると思います。
ただ、周りの区画の畑に迷惑をかけないように、草の管理はしっかりやっていこうと思っています。

  神戸市道場町生野は、六甲山の南に位置する西宮市に比べかなり寒く、
春からの種播きは西宮市より3週間から1か月ほど遅くなるそうです。
本来なら秋に畝立てを済ませ、初春からの種播きに間に合わせるべきなのでしょうが、
仕方ありません。
今の私の体の状態を受け入れ、少しずつ草刈りや畝立てを続け、
完成したらすぐ種播きするつもりです。

  自然農に適した「在来種」の種や苗を取り寄せて育ててみようかとも思っています。
肥料をやらない自然農の土では、在来種の種や野菜が育ちやすいのだそうです。
畝立ての直後には米ぬかや油かすなどを少し播きますが、基本的には肥料はやりません。
草が枯れて土の栄養分となるだけです。
だから、しっかりした野菜が収穫することができるようになるまでは、2,3年はかかるそうです。
焦らず、ゆっくり、こつこつ取り組むのが自然農のペースのようです。
自然のペースに自分の心と体を少しずつ合わせながら取り組んでいきます。
これが自然農のいいところでもあるでしょうね。

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