5月18日 月 その2

今日はナスの苗の定植です。
ささやき村農園の6年目の自然農の畝は、
草の根の張りかたが年季が入っていて、
定植用の穴を掘るのには、
鎌で草の根を切る、太い古株を引き抜く、土を細かく砕くと、
作業に力がかなり必要でした。

ここまで畝が草だらけになっていると、なぜか安心感を覚えます。
反対に、草が生えていない畝を見ると、
何か裸ん坊の土のようで、寒そうに感じます。

やっぱり草が土を守っているようです。、
太陽のきつい日差しから表土を守り、土の湿度を守る。
湿度が、土の中に住む微生物の存在を守る。
微生物が、土の中の根や虫の糞や死骸を分解し栄養分に変える。
目には見えない、微生物の世界が展開されています。
目には見えないだけで、素晴らしい宇宙があるように思います。
草はまるで土の皮膚のようです。

草だらけの畑に何度も触れることで、
自然農の世界が少しずつ自分の体と心にしみ込んできます。
毎日草の生える畑に接することが体験や学びを深めてくれる。
ありがたいことです。
2015_0519_052124-P1000824

帰りにナスの苗を
いただきました。
左上:久留米ナス 右上:リスターデガンシア
左下:早生真黒ナス 右下:青ナス




2015_0519_054424-P1000825

そして、そして、
春の野菜をやっといただく
ことができました。
端境期が過ぎて、
やっと自然農の野菜を
食べることができます。
めっちゃ嬉しいです !!!
早速料理していただきましょう !

上左から のらぼう菜、小松菜、二十日大根、さやえんどう
下左から 水菜、チシャ、スナップエンドウ、丹波の黒豆